「おすすめの業務用炊飯器メーカーはどこ?」
「業務用炊飯器を選ぶ際のポイントはなに?」
業務用炊飯器を新しくする際に、どの業者にすべきなのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。炊飯器は各メーカーによって強みとしている部分が異なるため、導入先の目的や用途にあった製品を選ぶ必要があります。
製品選びを失敗してしまうと、無駄にコストがかかってしまったり、作業効率の低下につながることもあり注意が必要です。
そこで本記事では、業務用炊飯器を選ぶ3つのポイントからおすすめの業務用炊飯器メーカー3選を紹介します。各メーカーの製品についても解説するため、新しい炊飯器の導入を考えている方はぜひ参考にしてください。
業務用炊飯器を選ぶ3つのポイント
さっそく、業務用炊飯器を選ぶ際のポイントをみていきましょう。ポイントは以下の3つです。
それぞれ詳しく解説していきます。
目的に合った熱源を選ぶ
1つ目のポイントは、目的に合った熱源を選ぶことです。
業務用炊飯器では、熱源は大きく分けて『ガス式』『IH式』『蒸気式』の3つのタイプがあります。どの熱源でも技術の向上により、おいしいご飯を炊きあげることは可能です。しかし、長所が異なるため、しっかりと比較しましょう。
まず、一般的にお米の品質にこだわりたい場合はガス炊飯が最適といわれています。ガス炊飯なら、かまど炊きに近づけたおいしさを実現可能です。他には、ランニングコストを省きたいなら蒸気炊飯、多品種・少量生産をしたいならIH式がおすすめになります。
導入先の目的に合った熱源の製品を選ぶようにしましょう。
設置スペースを確認する
2つ目のポイントは、設置スペースを確認することです。
製品を新しくする際には、導入するために必要なスペースとスタッフの動線を考えた上で製品を決めるようにしましょう。スタッフの動線を考慮しないと生産性の低下に繋がりかねません。
不明なことがある場合には、依頼先のメーカーに相談しながら決めることがおすすめです。施設にあまり広いスペースがない場合は、施設の広さに合わせてオーダーメイドしてくれる会社か、あまりスペースを取らない蒸気炊飯にすると良いでしょう。
導入後のコストのことも考える
3つ目のポイントは、導入後のコストのことも考えることです。
一般的に、IH式と蒸気炊飯は導入コストが高い傾向にあります。しかし、IH式と蒸気炊飯は導入後のコストを抑えられることが特徴です。
IH炊飯の場合は熱効率が良く、不留り率を高くできます。そのため、排気コストの削減が可能です。蒸気炊飯は、炊き増えが良いことで原料コストを削減したり、エネルギー効率が良くランニングコストを抑えられます。
導入コストだけで決めるのではなく、導入後のコストを考えた上で製品を選ぶようにしましょう。長期的な目線でどの製品を導入すべきなのか考えることが重要です。
おすすめの業務用炊飯器メーカー3選
ここでは、おすすめの業務用炊飯器メーカー3選を紹介します。今回、紹介するのは以下の3社です。
それぞれの会社の特徴と炊飯器について解説するため、ぜひ参考にしてください。
エースシステム株式会社
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | エースシステム株式会社 |
所在地 | 大阪府和泉市あゆみ野3-1-3 |
創業年数 | 1988年創業 |
商品名 | スチームライスマシーン |
公式サイト | https://www.acesystem.co.jp/index.html |
1つ目におすすめの会社は、エースシステム株式会社です。
エースシステムは1988年に創業し、産業機械や工作機械の製造・販売を行っています。過熱水蒸気を熱源とした調理機器を主力製品にしていることが特徴です。
炊飯システムは、蒸気式の炊飯システムを用意しています。省資源・省エネ・省コストの製品を導入可能です。アフターサポートも迅速な対応をしてくれるため、製品導入後も安心して使用できます。
連続蒸気炊飯システム
連続蒸気炊飯システムは過熱水蒸気を利用して炊飯を行う、釜の必要がない新しい炊飯システムです。
蒸気炊飯は密閉に近い空間で炊飯するため、エネルギー効率が極めて高く、従来のガス釜炊飯器に比べてランニングコストを削減できます。また、炊き増えも良いことが特徴です。
釜炊飯の炊き増え率は約2.15倍であるものの、連続蒸気炊飯システムの炊き増え率は約2.3倍から2.6倍を誇ります。炊き増え率が高いため、原料の白米を削減することが可能です。
さまざまな面でコストを減らしつつ、おいしいご飯が実現できます。
株式会社サタケ
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | 株式会社サタケ |
所在地 | 広島市東広島市西条西本町2番30号 東京都千代田区外神田4丁目7番2号 |
創業年数 | 1896年創業、1939年設立 |
商品名 | 炊飯マイスターシステム |
公式サイト | https://satake-japan.co.jp/index.html |
2つ目におすすめの会社は、株式会社サタケです。
サタケは、120年の圧倒的な歴史を誇る食品産業総合機械メーカーになります。世界3大主食である米・小麦・とうもろこしを中心に穀物加工技術の分野に力を入れていることが特徴です。
世界約150カ国に製品や技術を提供するほどの豊富な実績を持つため、安心して依頼できる会社といえます。世界でも数少ないプラント・エンジニアリングからアフターサービスまで一貫して対応可能なため、気になる方は相談してみましょう。
炊飯マイスターシステム
炊飯マイスターシステムは、半自動の小型IH炊飯システムになります。
低コストの炊飯ラインでありながら、最高水準のIH炊飯器を採用していることが特徴です。IH方式は熱効率が高くかつ高火力のため、釜全体に熱が均一に伝わったおいしいご飯が炊けます。
1釜ごとに炊き分けもできるため、商品ごとに最適な多品種・少量生産が可能です。また、特許を取得した新技術も搭載されており、炊飯機能を損なうことなくコストダウンができます。
株式会社アイホー
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | 株式会社アイホー |
所在地 | 愛知県豊川市白鳥町防入60 |
創業年数 | 1953年創業 |
商品名 | 連続炊飯機ライスフレンド |
公式サイト | https://www.aiho.co.jp/ |
3つ目におすすめの会社は、株式会社アイホーです。
アイホーは約70年の歴史を持つ厨房機器メーカーになります。ガス式やIH式、蒸気式すべての炊飯器を用意しており、豊富なラインナップがあることが特徴のひとつです。
炊飯システムは、人気のブランドである『ライスフレンドシリーズ』を中心に顧客に最適なシステムを構築しています。厨房コンサルティングからアフターフォローまでトータルサポートしてくれるため、気になる方は問い合わせてみましょう。
連続炊飯機ライスフレンド
連続炊飯機ライスフレンドは、優れた炊飯性能で業界一の実績を誇るガス式の連続炊飯器です。
豊富な周辺機器と組み合わせることで自在にシステムプランを構築できます。短時間での大量炊飯や微妙な火加減・水加減をコントロールしたおいしいご飯を炊くことが可能です。
進行方向と平行にバーナーを配置する『線の炎』を利用することで「急速沸騰→強力対流炊飯」を起こし、炊きムラのないご飯が炊けます。立体2層構造を採用しているため、省エネ・省スペース設計になっていることも魅力的なポイントです。
まとめ
本記事では、業務用炊飯器を選ぶ3つのポイントからおすすめの業務用炊飯器メーカー3選を紹介しました。
今回紹介したメーカーはどれも信頼できる会社です。そのため、本記事で紹介した業務用炊飯器を選ぶ3つのポイントを活かして製品選びをしてみてください。
再度、業務用炊飯器を選ぶ3つのポイントをおさらいしておきましょう。
- 目的に合った熱源を選ぶ
- 設置スペースを確認する
- 導入後のコストのことも考える
また、製品を選ぶ際には複数の会社を比較することも大切です。複数の会社を比較した上で依頼先を決めるようにしましょう。
この記事があなたのお役に立てることを願っております。