「アイホーってどんな会社?」
「アイホーはどんな炊飯システムがあるの?」
株式会社アイホーは約70年の歴史を持つ、業務用厨房機器・設備の総合メーカーです。学校給食や病院・福祉施設、社員食堂などのさまざまな業種に製品を導入しています。
炊飯システムにおいては、優れた炊飯性能で業界一の実績を誇る実力派の会社です。
本記事では、株式会社アイホーの炊飯システムの導入を検討している方に向けて、株式会社アイホーの特徴や炊飯システムについて解説します。
製品について詳しく解説しているので、どの製品があなたに最適なのか判断するきっかけにしてください。
株式会社アイホーとは?
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | 株式会社アイホー |
所在地 | 愛知県豊川市白鳥町防入60 |
創業年数 | 1953年創業 |
商品名 | 連続炊飯器ライスフレンド |
公式サイト | https://www.aiho.co.jp/ |
株式会社アイホーは、1953年に自動車部品加工業として発足した会社です。1958年に厨房機器メーカーに転換して現在に至ります。
現在は、厨房コンサルティングから充実したサービス体制によるアフターフォローまでをトータルサポートする会社です。
炊飯システムは、人気のブランド『ライスフレンド』を中心に顧客に最適な連続炊飯システムを構築しています。ガス式や電気式、蒸気式の熱源を用意しており、用途にあった炊飯器を導入可能です。
株式会社アイホーの製品ラインナップ
株式会社アイホーの製品ラインナップを見ていきましょう。アイホーでは、『ライスフレンド』を中心に豊富な種類の製品をそろえています。
- 1釜炊飯システムライスフレンドONE
- 連続炊飯器ライスフレンドeco-K
- 連続炊飯器ライスフレンドスーパー
- 連続炊飯器ライスフレンド新立体2層構造Hタイプ
- 連続炊飯器ライスフレンド
- 連続炊飯器直線型ARB
- 電気式連続炊器
- スチーム式コンベヤ炊飯器
- 立体炊飯器シャリプロ
- 角釜立体炊飯器シャリプロα
- リフター付 立体炊飯器
それぞれの製品の特徴を解説するので、ぜひ参考にしてください。
1釜炊飯システムライスフレンドONE
ライスフレンドONEは、高品質な炊き上がりと火力調整が簡単な環境にやさしい省エネ構造の炊飯器です。
高効率バーナーと丸釜かまど炊きで効率の良いおいしいご飯を実現できます。ガスの流入量に合わせて空気を送り込む高効率バーナーのため、ガス消費量を大幅に削減した省エネ運転が可能です。
また、独自の炊飯方式を採用することで、従来では難しかった半炊きや1釜ごとの炊飯メニューの変更も可能です。新搬送システムで安全面にも配慮しているため、安心して使用できます。
連続炊飯機ライスフレンドeco-K
連続炊飯機ライスフレンドeco-Kは、高品質な炊き上がりと環境にやさしい省エネ構造を実現した、単釜制御のガス式炊飯機です。
かまど炊き燃焼室構造と強制燃焼バーナの新加熱方式により、従来よりも約52%少ないガス消費量で均一な炊飯が実現できます。また、強制燃焼バーナは1釜1釜の火力制御が可能なため、炊く・蒸す・焼くの各工程で細かい火加減の調整が可能です。
断熱構造を採用していることで火傷や室内の温度上昇を抑えることもできます。
連続炊飯機ライスフレンドスーパー
連続炊飯機ライスフレンドスーパーは、炊く・蒸す・焼く・蒸らすの工程を機体内で行う立体3層構造を実現した連続炊飯機です。
自動火力調整機能や自動温調むらし機能など便利な機能が搭載されています。
また、排熱の排気口への集中排気と断熱構造を採用することで、輻射熱を効率よく排気し、炊飯室の作業環境の改善が可能です。
連続炊飯機ライスフレンド新立体2層構造Hタイプ
ライスフレンド新立体2層構造Hタイプは、新立体2層構造と省エネバーナによって、優れた炊飯能力と省エネ・省コストを実現した炊飯機です。
独自開発のステンレスバーナを採用しており、ガス消費量と二酸化炭素排出量を抑えられます。断熱構造にもなっているため、機器表面の温度上昇も抑制でき、炊飯室内の作業環境改善が可能です。
また、液晶タッチパネルと押しボタンの併用で操作性がアップしているため、誰でも簡単に使用できます。
連続炊飯機ライスフレンド
連続炊飯機ライスフレンドは、優れた炊飯性能で業界一の実績を誇る連続炊飯機です。周辺機器と組み合わせることで自由自在なシステムプランが構築できます。
進行方向と平行に配置したバーナーによって、H形バーナーではできない釜内部の対流を発生させ、炊きムラのないおいしいご飯を炊くことが可能です。
また、断熱構造であり炊飯中の機械に触れても熱くないため、火傷の心配のない安心した使用ができます。
連続炊飯機直線型ARB
連続炊飯機直線型ARBは、基本的な機能を備えた直線型のベージックスタイルの連続炊飯機です。
シンプルなトンネル炉体構造のため故障が少なく、メンテナンスが簡単な直線型ならではの使いやすさがメリットになります。周辺機器と組み合わせることで、一部またはライン全体の自動化にも柔軟に対応可能です。
ライスフレンドと同様に、進行方向と平行に配置したバーナーによって、炊きムラのないおいしいご飯が実現できます。
電気式連続炊飯機
電気式連続炊飯機は、連続炊飯器に業界初のカーボンヒーターを採用した連続炊飯機です。熱効率を大幅にアップし、省電力化を実現しています。
カーボンヒーターは速暖式のため予熱の必要がなく、湯炊き方式を採用していることで炊飯時間を短縮可能です。白米から炊き込みご飯、無洗米などの各種炊飯メニューに対応しているため、学校給食・事業所給食向けの炊飯機になります。
スチーム式コンベヤ炊飯機
スチーム式コンベヤ炊飯機は、釜を使用せずに蒸気の力でふっくらおいしいご飯を炊きあげる炊飯機です。
炊飯の最終工程で『焼き上げ』を行うことで表面がしっかりしたご飯ができます。独自の炊飯方法によって標準米でも銘柄米と同等の味・ツヤ・香りが実現可能です。
また、スチーム式コンベヤ炊飯機では、上質な蒸気を均等に当てるスライド加熱方式やカニ穴プラス遠赤加熱を使用しています。その結果、ムラのない香ばしく甘味のあるしっかりとしたご飯が実現可能です。
立体炊飯器シャリプロ
立体炊飯器シャリプロは、着火から炊き上がりまでマイコン制御で完全自動化した炊飯器です。小規模施設や限られた設置スペースでも活用できる立体設計になっています。
おかゆや炊き込みご飯、無洗米にも対応しており、炊飯メニューに合わせた最適な火力調節が可能です。未着火や空焚きなどが発生した場合には、即座にガスを遮断しランプとブザーで知らせる自己診断機能付きのため、安全に使用できます。
角釜立体炊飯器シャリプロα
角釜立体炊飯器シャリプロαは、立体炊飯器で業界初のカーボンヒーターを採用している炊飯器です。
炊き込みご飯やピラフ、おかゆなどの各種メニューにも対応しています。無洗米による炊飯もでき、浸漬なしでの炊飯が可能です。掃除も簡単で衛生面も安心して利用できます。
リフター付 立体炊飯器
リフター付 立体炊飯器は、立体炊飯器シャリプロに炊飯釜昇降用リフター機能を装備した炊飯器です。
レバー操作によって簡単に昇降でき、熱くて重い炊飯釜を持ち上げる必要がないため、作業負担を大幅に軽減できます。リフターに載せたまま配管作業もできるため、作業効率の向上が可能です。スライドリフター1台で2台の炊飯釜の昇降にも対応できます。
アイホーの連続炊飯システムの3つの特徴
ここでは、アイホーの連続炊飯システムの特徴を紹介します。特徴は以下の3つです。
それぞれわかりやすく解説するので、ぜひ参考にしてください。
優れた性能の連続炊飯器
1つ目の特徴は、優れた性能の連続炊飯器であることです。
株式会社アイホーの連続炊飯器は、『ライスフレンド』を中心に豊富な周辺機器との組み合わせで炊飯システムを構築しています。優れた炊飯性能で業界一の実績を誇ることが特徴です。
前処理から炊飯、後処理まで全工程をシステム化し、作業時間や労働負担を大幅に軽減できます。省エネかつ省スペース、省力化設計のため、大量のご飯を短時間で効率よく炊き上げることが可能です。
選べる3つの熱源
2つ目の特徴は、選べる3つの熱源があることです。
株式会社アイホーの連続炊飯システムは、『電気式』『ガス式』『蒸気式』の3つの熱源から要望に合わせて選べます。
ガス式では『急速沸騰→強力対流炊飯』の実現により、炊きムラのない、アルファ化度の高いおいしいご飯を実現可能です。電気式は熱効率を大幅にアップさせ、省電力化に成功しているため低価格を実現した経済的な炊飯ができます。
スチーム炊飯では、独自の炊飯方法で標準米を銘柄米と同等の味・ツヤ・香りが実現可能です。使用用途にあった最適な製品を導入できます。
柔軟な炊飯システム
3つ目の特徴は、柔軟な炊飯システムであることです。
株式会社アイホーの炊飯システムは、周辺機器の組み合わせにより炊飯加工業態に合わせた最適な炊飯システムを構築できます。コンビニのおにぎりやお弁当、冷凍米飯などに合わせたカスタマイズが可能です。
炊飯器も豊富なラインナップを用意しているため、顧客の細かいニーズに対応できます。また、毎時500食〜毎時7,142食の炊飯能力を持つことで、大量炊飯にも対応可能です。
まとめ
本記事では、株式会社アイホーの特徴や炊飯システムについて解説しました。
アイホーの炊飯器は、炊飯性能で業界一の実績を誇る魅力的な製品です。種類も豊富なため、細かなニーズに対応できるようになっています。
きっとあなたに最適な製品を導入できるでしょう。
しかし、最初から1社に絞ってしまうと、導入後に他の製品の方が最適であったという後悔に繋がってしまうこともあります。事前に複数の会社を比較した上で、導入する製品を決めるようにしましょう。
この記事があなたのお役に立てることを願っています。